墜落の北朝鮮軍用機はMiG−21、燃料切れが原因か
8月18日20時32分配信 聯合ニュース
【ソウル18日聯合ニュース】17日午後に中国遼寧省撫順県で墜落した北朝鮮の軍用機は旧ソ連が開発した「MiG−21」で、燃料切れが墜落の原因だったとみられている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100818-00000024-yonh-kr
北朝鮮はソ連からMiG-21PF/PFMを200機以上供与されたとされている。また中国からもMiG-21の中国版コピーであるF-7B(J-7II/殲撃7II)を供与されたようだ(数量不明:30〜50機程度?)。そのうち現在稼動状態にあるのは約120機といわれ、北朝鮮空軍戦闘機の主力を成していると思われる。MiG-21は構造が簡素なだけに運用が容易で、恐らくMiG-29やMiG-23よりも高い稼働率を維持しているだろう。韓国国防部の発表によれば、2000年に北朝鮮はカザフスタンから40機(34機の説も有)のMiG-21bisを部品の状態で輸入し、国内で組み立てて実戦配備したという。カザフスタンはこの後に韓国政府から猛烈な抗議を受け、独断でMiG-21を北朝鮮に輸出した国防相を更迭した。北朝鮮はMiG-21(J-7)を各戦闘機連隊に分散配置している。
http://www6.atwiki.jp/namacha/pages/254.html
MiG-21PF/PFMとは?
MiG-21PFはその後MiG-21PFS(МиГ-21ПФСミーグ21ペーエーフエース)やMiG-21PFM(МиГ-21ПФМミーグ21ペーエーフエーム)などへと進んでいったが、これら「第2世代機」と呼ばれるシリーズに対し1960年代半ばには「第3世代」と呼ばれる機体が登場した。
wikipedia
つまり主力は1950年代仕様の第2世代機を未だに使っているわけだ。
カザフスタンからの34機〜40機のMiG-21bisはもう少しマシそう。
MiG-21bis LAZUR ≪75A≫
WLiOP MiG-21bis #9703, 2004
第4世代機。大幅な改良型で、1970年代から1980年代にかけてソ連の主力機となった。R-25-300エンジンを搭載し、1971年に初飛行を行った。
MiG-21bis SAU ≪75B≫
БВВС МиГ-21бис САУ #261, 2005
ソ連での生産機としては最終型となった。改良された電子機器を搭載した。
wikipedia
それにしても30年〜40年前の機体。
中国製は最初期型
殲撃七型 (J-7/F-7) / 殲教七型 (JJ-7/FT-7)
MiG-21を中華人民共和国が独自に改良した機体。
wikipedia
30年前の電子装備では何をどうしようもないのが現実だろう。
韓国空軍のF15と根性で戦うのか?そりゃ亡命したくもなるだろう。