2009年10月21日

国交省、川辺川治水代替策の優先順位を示す

川辺川ダム:ダムなし治水 国交省、優先順位明示 首長ら歓迎や注文の声 /熊本
 前原誠司国土交通相の川辺川ダム本体事業の中止表明後、初めて開かれた「ダムによらない治水を検討する場」。国交省が提案した治水代替策は既出の案に優先順位をつけただけで目新しさはないが、同省が初めて見せた「やる気」に、蒲島郁夫知事や市町村長からは歓迎や注文の声が相次いだ。【結城かほる】


◆国が示した優先度別「ダムによらない治水対策」◆
 【直ちに実施】
・萩原地区の堤防補強(八代市)
・土砂堆積(たいせき)が多い川底の掘削(八代市、芦 北町、球磨村)
・浸水が多い地区の宅地かさ上げ(同上)
・人吉地区の堤防未整備地区の一部築堤(人吉市)
・災害情報伝達の強化や土地利用規制などのソフト対策

【実施に向け検討に着手】
・市房ダムの再開発
・堤防未整備地区の築堤(錦町、相良村)
・下流部の掘削(八代市)

【実現可能性を検討】
・中流部の再かさ上げ
・中流部、上流部、人吉地区の川底などの掘削
・遊水地などの整備
・人吉地区の川幅拡大
・放水路の整備


毎日

五木の村長もだいぶ落ち着いたみたいだ。八ッ場にも早く振興策の代案を示せばいいんじゃないの?自民党の妨害に負けずちゃんと話し合ってほしいものだ。土建屋にはいらんダムの解体工事を発注すればいい景気刺激策になると思う。
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2009年10月20日

費用対効果が悪すぎる観光資源としてのダム

福田知事は「湯西川ダムは観光資源として建設を受け入れたという経緯がある。地域振興、生活再建とはどういうことなのか、もっと真剣に耳を傾けて聞いてほしい」と注文を付けた。


毎日 

 結局、ダム推進派は「地域振興をどうしてくれるんだ」と言って怒っているケースが多いわけだ。必要の意味が全然違っているし、本末転倒もいいところだ。観光資源としてのダムに魅力があり、地域振興のためにはダムが必要という発想自体が既におかしい。幻想としか思えない。

 おそらく国交省やゼネコンがわの洗脳によるものだと思われる。湯布院ではダム建設を中止して、全国屈指のリゾート温泉地をつくりあげたし、温泉が出なくても、ダムの建設対象になる源流域では美しい自然が残されているところが多く、それ自体が観光資源であり、農業と林業およびその加工業を柱に、地域主導による滞在型の観光業をおこすほうが効果的だと思われる。観光資源を自ら壊して地域振興をという発想は奇妙としかいいようがない。

 ダム湖を利用しての各種イベントや釣りスポットとしての観光だけでは、費用対効果があまりに酷すぎる。一体それで、どれだけの金が落ちるというのか?そして建設や維持にかかる費用は天文学的だ。

 治水・利水で緊急に必要なところはともかく、地域振興のためならダムよりも安く出来て効果的な方法はいくらでもあると思う。治水・利水にしても100年一度とか50年に一度おこるかもしれない規模の洪水に対処するといった、杞憂的根拠に基づく計算はいいかげんにやめてほしいものだ。緊急に必要なものを50年もかけて作るということ自体矛盾しているではないか。

副産物であるはずのダムによる地域振興がいつのまにか目的化している。

posted by 武士 at 09:36| Comment(0) | ダム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月19日

立野ダムの怪

 今回、国交相が凍結対象とした熊本県立野ダムの進捗率が95%と今週のFlashに出ていた。95%って、まだ影も形もなくて道路工事してるぞ!?ネットで検索すると用地取得をほぼ完了し、道路の整備約80%という段階で予算の95%を使い切ったということらしい。いくら治水用の穴あきダムといっても、残り5%の予算で本体が出来るとは到底思えない。建設の根拠は57年前の水害のみ。それ以降一回も熊本市が洪水にみまわれたことはない。熊本市長は何故建設にこだわっているのだろうか?やっぱり土建屋さんとの関係ですかと勘ぐりたくなる。
posted by 武士 at 16:26| Comment(0) | ダム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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