2010年04月28日

調査捕鯨に関する北海道新聞の社説

社説

沿岸捕鯨 再開に向け歩み寄りを(4月26日) 日本の沿岸捕鯨が再開される可能性が出てきた。

 国際捕鯨委員会(IWC)が議長提案をまとめた。調査捕鯨に代わって今後10年間、日本がミンククジラを沿岸で年120頭捕獲することを認める内容だ。捕鯨基地として網走など4カ所も明記した。日本の主張が盛り込まれた提案といえる。

 IWCは、これをたたき台として6月にモロッコで開かれる年次総会で最終合意を得たい考えだ。

 この機会を日本は逃すべきではない。捕獲対象や頭数の削減など一定の譲歩も視野に入れ、現実的な解決策を探ってもらいたい。

 日本は現在、南極海と北大西洋の調査捕鯨で年1千頭以上を捕獲している。これに反発するオーストラリアは、5年以内に南極海の調査捕鯨を全面禁止するよう求めている。

 捕鯨国と反捕鯨国の激しい対立はIWCの議論をしばしば空転させてきた。今回も双方が主張を譲らなければ、IWCが何も決められない事態に陥る心配がある。

 議長案は、日本が南極海で行っている調査捕鯨について、今後5年間のミンククジラの捕獲枠を年400頭とし、その後5年間は年200頭に縮小する内容も盛り込んだ。

 調査捕鯨の段階的縮小と沿岸捕鯨の再開に道を開く議長案は、日本とオーストラリアの主張に配慮し、折衷した内容とみることができる。


北海道新聞

先日NHKでもなにやら討論していたが、千頭獲らないと翌年の調査捕鯨の予算が確保できないから千頭獲っていると言っていた。調査捕鯨を続けるための調査捕鯨って何なんだ?こういうのマッチポンプって言わないか?もはや自己目的化している調査捕鯨って意味がない。欲張って沿岸捕鯨まで失うよりはいいんじゃないかね?
posted by 武士 at 19:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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