2012年02月29日

平成の蟹工船か?それとも女工哀史か?

元店長の給与明細によると、残業に次ぐ残業で働いたにもかかわらず時間外労働は30時間、支給額は手取りで16万円。ボーナスもなく、寸志で1万円程度だったという。

「渡邉美樹会長の新刊本の購入費が給与から天引きされていました。著書の読書感想文も提出しないと昇進できないから、買わざるを得なかった。給与明細の封筒には渡邉美樹会長の書いた文書が入っていて、その感想も毎月提出しないといけなかった。会社で着るブレザー代やグループのボランティア団体への寄付も天引きされていました」

 長時間労働でこんな体験もしたという。

「毎日帰れず、家族との時間も作れない。夫婦生活もできませんでした。お店で寝泊まりするので、お風呂に入らないと不潔じゃないですか。帰れない者は、厨房にある、皿などを水につけておくための大きなシンクに入り、ホースを使って、シャワーのように体を洗っていました。普通にやってましたよ」


ref="http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/asahi-20120229-01/2.htm" target="_blank">週刊朝日 2012年03月09日号配信掲載) 2012年2月29日(水)配信

 そういえば昔のソフトウエア業界にはそんな話は結構あった。ほとんど会社で寝泊りしてて週に1,2回帰宅してる人が確か残業300時間だった。でも残業代はきちんと払われていたので給料より残業代が多いという状態だとぼやかれた記憶がある。1年で同期の半数がいなくなっていた。手取り16万で残業30時間でカットだったら1年続く人がいるほうが不思議だ。管理人自身、残業130時間したが70時間でカットというのは経験があるが、それどころの話ではない。
posted by 武士 at 18:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月28日

ローマの末裔

 敵国の指導部、あるいは潜在的な脅威を、金で抱き込むのがローマの手口だった。ティモシー・H・パーソンズは、彼の著書『帝国のルール』で、ローマ人を“ソフト・パワーの非常に巧みな実践家”と表現している。ローマは、ローマが征服し、潜在的に敵意を抱く可能性がある連中を、“元老院が‘ローマ国民の友人たち’と遠回しな言い方をしていた、半自治的な隷属した王達によって支配するのを好んでいた。ローマ人は、貨幣や財を直接支払って、協調的な専制君主が政権を維持するのを手助けした。これらの報酬金を受け取ることは、同盟者が帝国当局に服従したことを意味し、自分たちの意思に対する、いかなる反抗も、ローマ人はあからさまな反乱と受け止めた。彼らは現地の継承紛争にも自在に介入し、不適任な子分の首をすげかえた”。

これがワシントン流の支配方法だ。ワシントンが他の国々を支配する方法こそ、なぜ“エジプトの春”など存在せず、ワシントンが切り捨てた傀儡ホスニ・ムバラクの代わりの軍事独裁なのか、なぜヨーロッパの傀儡諸国が、中東、北アフリカや中央アジアで、ワシントンの覇権戦争を戦っている理由なのだ。

ワシントンの全米民主主義基金が、よその国々の内政に干渉する非政府組織(NGO)に資金を提供している。ワシントンが、バルト海諸国や東欧諸国と共に、旧ソ連の共和国グルジアをワシントン帝国に加えることができたのは、NGOによる工作のおかげなのだ。



マスコミに載らない海外記事

政治家が自国民よりワシントンの金に忠実なのはわが国に限ったことではないらしい。‘ローマ国民の友人たち’ートモダチ作戦てか。
posted by 武士 at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

SPEEDI“存在も知らず”

2月28日 6時38分

去年3月の原発事故で、放射性物質の広がりを予測するシステム「SPEEDI」が住民の避難にいかされなかったことについて、菅前総理大臣ら、事故の対応を中心となって行った政治家たちが「所管する文部科学省などから説明を受けず、事故から数日たってもその存在すら知らなかった」と民間の事故調査委員会に対して証言していることが分かりました。


NHK

知らなかったふりなのか?本当に知らなかったのか?どっちにしても恐ろしい話だ。官僚もこういう時は教えてやれよ!!非常時におけるトップの無能は罪ですらある。
posted by 武士 at 07:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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